読む前の注意書
当作品は執筆者による「新世紀エヴァンケリオン」の個人的な二次創作小説であり、
原作者、及び関連作品製作関係者とは一切関係ありません。
とりあえず、ちょっとずつ膨らませた妄想を、
短編~長編の作品として書き溜めておくだけの自己満足です。
下記の内容を理解できない方は閲覧をお勧めしません。
執筆者の個人的な解釈による描写。
原作・公式設定から大幅にかけ離れた世界観・パラレルワールド。
全エヴァンゲリオンシリーズにおいての人格が若干シームレス。
「学園エヴァ」みたいな世界に使徒が現れます。
「男性同士の恋愛」が絡むような絡んでないような「女性向け」の内容。
むしろカヲル×シンジ。
パラレル【parallel】
[名・形動]
平行であること。また、そのさま。「―な直線」「二つのストーリーが―に展開する」
そう‐さく〔サウ‐〕【創作】
[名](スル)
新しいものをつくり出すこと。「新式の工具を―する」
文学・絵画などの芸術を独創的につくり出すこと。また、その作品。「物語を―する」「―舞踊」
つくりごと。うそ。「そんな言い訳は彼の―だ」
現在の作品一覧
※一応やんわり時系列で並んでますが、ひとつずつでも読めるように努力してます。
※タイトルについては特に気にしないであげてください。
序(当記事のつづきからでも読めます)
使徒、襲来 前/中/後 転校生、襲来
見知らぬ、天井 シンジがカヲルの部屋に泊まる
決戦、第3新東京市 1.予兆/2.水使/3.未定 さっちゃんが登場する
NAS シンジとカヲルが戯れにバンドを結成する
序
近所に住んでいた少年。
年頃が同じだったからなのか、ただ気が合ったからなのか、
理由はありふれていたけど、とにかく仲良くしていた少年。
でも覚えていない。
寡黙な父親も、温和な母親も、研究所務めで朝早く夜遅い。
たまに二人してよくわからない話をすることもあったけど基本は優しかった。
一度連れて行かれた「研究所」はとてもわくわくして楽しいところだった。
でも二度目、三度目に来たとき、何かが怖くなった。
四度目はなかった。
「×××君、今日は研究所について行かないの?」
「うん、怖いから…」
「あんなにパパとママについていくのを楽しみにしてたのに?」
「べ、べつに、初めて行ったときにちょっとおもしろかっただけだもん!」
「ほら楽しみにしてた」
「…うん」
「何が怖かったの?」
「…おおきな、水槽があった…」
水槽の中は、覚えていない。
夕暮れ。
「ねえ×××君、パパとママが明日また行こうって…」
ブランコに座ってもキイキイ鳴らすだけで、決して楽しんでいるわけではない。
「行けばいいじゃないか」
隣の少年もブランコに座って金具をキイキイ鳴らしている。
「でも、水槽が…」
とぷり、と、耳にこびりつく水の音。
「水槽に近寄らなければ良いんだよ」
「だって…」
父親が、母親が、行けという。
「どうしてその水槽は怖かったの?」
水槽の中は、覚えていない。
ずっと、長いこと電車に揺られている二人。
逃げよう、と言い出した少年に連れられて乗った電車。
行き先はわからない。
「だめだよ×××君…やっぱり怒られるよ…帰ろうよ…」
「僕と一緒に居れば大丈夫だよ。×××君」
平日の昼時のため電車の中は閑散としている。
「でも、でも…」
閑散としている車内には冷房が効きすぎるくらい効いていて、少し身震いした。
「×××君は本当に怖がりだなあ」
くすりと笑った少年が、何も言わずに突き出したのは、飴玉。
「なあに?」
「元気の出るお薬」
味は覚えていない。
結局見つかった二人はこっぴどく叱られた。
母親に頬を張られた。
父親からは拳骨を食らった。
別室に連れて行かれた少年がどうなったかは知らない。
覚えていない。
不思議な少年。
でも、名前も顔も、声も、覚えていない。
覚えていない。
近所に住んでいた少年。
年頃が同じだったからなのか、ただ気が合ったからなのか、
理由はありふれていたけど、とにかく仲良くしていた少年。
でも覚えていない。
寡黙な父親も、温和な母親も、研究所務めで朝早く夜遅い。
たまに二人してよくわからない話をすることもあったけど基本は優しかった。
一度連れて行かれた「研究所」はとてもわくわくして楽しいところだった。
でも二度目、三度目に来たとき、何かが怖くなった。
四度目はなかった。
「×××君、今日は研究所について行かないの?」
「うん、怖いから…」
「あんなにパパとママについていくのを楽しみにしてたのに?」
「べ、べつに、初めて行ったときにちょっとおもしろかっただけだもん!」
「ほら楽しみにしてた」
「…うん」
「何が怖かったの?」
「…おおきな、水槽があった…」
水槽の中は、覚えていない。
夕暮れ。
「ねえ×××君、パパとママが明日また行こうって…」
ブランコに座ってもキイキイ鳴らすだけで、決して楽しんでいるわけではない。
「行けばいいじゃないか」
隣の少年もブランコに座って金具をキイキイ鳴らしている。
「でも、水槽が…」
とぷり、と、耳にこびりつく水の音。
「水槽に近寄らなければ良いんだよ」
「だって…」
父親が、母親が、行けという。
「どうしてその水槽は怖かったの?」
水槽の中は、覚えていない。
ずっと、長いこと電車に揺られている二人。
逃げよう、と言い出した少年に連れられて乗った電車。
行き先はわからない。
「だめだよ×××君…やっぱり怒られるよ…帰ろうよ…」
「僕と一緒に居れば大丈夫だよ。×××君」
平日の昼時のため電車の中は閑散としている。
「でも、でも…」
閑散としている車内には冷房が効きすぎるくらい効いていて、少し身震いした。
「×××君は本当に怖がりだなあ」
くすりと笑った少年が、何も言わずに突き出したのは、飴玉。
「なあに?」
「元気の出るお薬」
味は覚えていない。
結局見つかった二人はこっぴどく叱られた。
母親に頬を張られた。
父親からは拳骨を食らった。
別室に連れて行かれた少年がどうなったかは知らない。
覚えていない。
不思議な少年。
でも、名前も顔も、声も、覚えていない。
覚えていない。
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悟史君と圭一君とカヲル君とシンジ君にメロメロだ。
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